「大阪万博2025に行こう!」と張り切って向かったのに、間違って万博記念公園に着いてしまった…
そんな人が続出しているのをご存じですか?
実は、会場とされる「夢洲」と「万博記念公園」は20km以上も離れており、駅名や検索表示の紛らわしさが原因で勘違いが多発しています。
この記事では
事前に読んでおくだけで“ムダ足”を回避できるので、これから万博に行く予定のある方は、ぜひこの記事をチェックしてみてくださいね!
大阪万博2025の会場を万博記念公園と勘違いする理由5つ
至るところに注意書きが… pic.twitter.com/gzGjOkFt3X
— Enjoy EXPO (@enjoy_expo) May 18, 2025
「大阪万博2025を万博記念公園と勘違いする理由5つ」について解説します。
それでは、一つずつ見ていきましょう!
①「万博」という名前が同じで混乱する
まず根本的な原因は、「万博」という言葉が両方に使われていることなんですよね。
でも、2025年の大阪・関西万博の会場は、全然違う場所「夢洲(ゆめしま)」。
地名が違うのに、「万博」というキーワードが同じだけで混同しやすくなっちゃってるんです。
特に年配の方や、昔の万博をリアルタイムで知っている人ほど、「あそこが万博の場所やろ」って思い込みやすかったりします。
②「万博記念公園駅」という駅名が誤解を招く
次に、駅名そのものがややこしい問題です。
大阪モノレールには「万博記念公園駅」という名前の駅がありますが、これは1970年万博の跡地、つまり現在の万博記念公園の最寄り駅です。
でも、駅名だけ見たら「ここが万博会場っぽい」と思っちゃいますよね。
しかもこの大阪モノレールの「万博記念公園駅」は大型ショッピングモールがあり、常にかなりの人が乗り降りしています。これも勘違いしてしまう理由の一つになっているようです。
③夢洲の知名度がまだまだ低い?
大阪万博2025も開幕してずいぶん経ちますし、TVやニュースなどでも「夢洲」という言葉はずいぶん聞くようになりました。
しかしまだ正直、「夢洲ってどこやねん?」と思う人は少なくありません。
地元でさえ知名度が低い場所が、突然「万博の会場」と言われてもピンとこないのは無理もないですよね。
そもそも夢洲は人工島で、地図を見ても位置がわかりにくいのも混乱の一因です。
そうした背景もあって、「万博」と聞いて昔の記憶と結びつきやすい万博記念公園に行ってしまうようです。
④ナビや検索結果でも誤って誘導されやすい
過去の検索履歴や現在地の影響で、正しい会場が出てこないケースもあるんですよね。
特に旅行者は、表示された場所をそのまま信じてしまいがちです。
思い込みと検索精度のズレが重なることで、勘違いが起きてしまうんです。
⑤海外の人や近畿圏以外の人が間違いやすい
間違えて万博記念公園に行く人の多くは、外国人や他府県の旅行者です。
京都から来たセルビア出身の男性(29歳)は、
「EXPOで検索したら万博記念公園が出てきた。ここが会場だと思った」
70代の中国人女性は、
「間違えて来て、夢洲に着くまで1時間半。ほかにも同じ人がいた」
地元を知らない人ほど、名前や検索結果で判断しがち。事前の確認は欠かせませんね。
大阪万博2025 間違えるとどうなる?万博記念公園に行ってしまった人の実例
間違えるとどうなる?万博記念公園に行ってしまった人の実例を紹介します。
実際に間違えるとどうなるのか?「ちょっとした勘違い」でどれだけ大変になるか、見ていきましょう。
①20km離れているので夢洲への再移動が大変
万博記念公園と夢洲は直線距離でも20kmほど離れていて、電車やバスで移動すると1時間以上かかってしまうこともあります。
しかもルートも複雑で、複数回の乗り換えや待ち時間も発生するので、思っている以上に時間も体力も削られます。
せっかく早起きして準備万端だったのに、「ここじゃなかった!」ってなった瞬間に全身の力が抜けるんですよね。
このタイムロスが、後のスケジュールにも地味に響いてきます。
②予定していた時間に会場へ行けなくなる
会場到着が遅れると、事前に予約していたイベントや展示を見逃すこともあって、かなりガッカリします。
特に家族やグループで来ている場合は、集合時間に遅れたり、他の人と予定がズレることで気まずい空気になることも。
「間違えるはずがない」と思い込んでいたぶん、自分を責めてしまって気分も沈みがちになります。
その後、会場に着いてもテンションが戻らず、心から楽しめなかった…という声もよく聞きます。
大阪万博2025 なぜ混乱が起きている?駅名と場所のややこしさ
なぜ混乱が起きている?駅名と場所のややこしさを紐解いていきます。
多くの人が会場を間違える背景には、「名前のややこしさ」と「情報の届きにくさ」があるんです。
①「万博記念公園駅」と「夢洲」の印象ギャップ
「万博記念公園駅」って名前を見たら、誰だって「ここが万博の場所だ」と思っちゃいますよね。
一方で、実際の開催地である「夢洲」は名前も地味で、初めて聞く人にとっては「本当にここなの?」という不安すら感じると思います。
しかも、夢洲は海沿いの埋め立て地で観光地らしさもなく、新しいエリアで余計にピンときにくい。
その点、万博記念公園は今でも太陽の塔が立っていて“万博感”があるから、思い込みで間違いやすいんですよね。
②公式は注意喚起しているんだけど
\会場間違いにご注意!/
— もずやん@大阪府広報担当副知事 (@osakaprefPR) May 2, 2025
「2025年大阪・関西万博」に行きたい人が、間違って吹田市内の万博記念公園に訪れるケースが多発してるねん!
万博記念公園も楽しいけれど、「2025年大阪・関西万博」に行きたいなら、「大阪・関西万博」のHPから確認して、大阪市内の夢洲にある会場に行ってな! pic.twitter.com/cmDTLlupZa
万博記念公園に「大阪・関西万博」関連の間違い電話がたくさん入ってるねん…є(>Θ<。)э››
— もずやん@大阪府広報担当副知事 (@osakaprefPR) April 24, 2025
万博記念公園は「大阪・関西万博」の関係施設じゃないで!
「大阪・関西万博」等のキーワードで検索して、正しいお問い合わせ先に連絡してな!https://t.co/Ng9klNDumj pic.twitter.com/it4Zs9hBfE
実は、
実際は、それが一般の人にまで届いていないのが現実です。
実際、万博記念公園では毎日のように間違って訪れる人がいて、電話の問い合わせも1日数十件にのぼる日もあるそうです。
たとえ公式が発信しても、テレビやSNSで見ていなければ知らないまま行動するかもしれませんよね。
特に海外や地方からの観光客には、日本語の情報だけでは伝わりにくいのも大きな課題です。
\ 万博記念公園からのお知らせもチェック✓ /
大阪万博2025 間違えないために今すぐできる対策3つ
/
— Yahoo! JAPAN(ヤフー) (@Yahoo_JAPAN_PR) May 1, 2025
📢Yahoo!乗換案内🚌#大阪・関西万博 への検索を改善しました
\
「ばんぱく」と入力すると、大阪・関西万博会場の最寄り駅「夢洲駅」が表示されるようになりました。
「万博記念公園駅」と間違われることが多いためご注意ください。#EXPO2025 pic.twitter.com/hv6I8H45Zh
間違えないために今すぐできる対策3つをご紹介します。
万博記念公園に間違って行かないためには、ちょっとした準備が重要です。
①夢洲を目的地にピン留めしておく
「万博」だけで検索すると、どうしても万博記念公園が候補に出やすいので、具体的な地名を入れるのがポイントです。
住所や目印をメモしておくのもいいですし、会場付近のランドマーク(夢洲駅など)を事前にチェックしておくと安心です。
現地に着いてから「え、ここじゃないの?」ってならないように、スマホの地図は事前設定しておくのがおすすめですよ。
検索サイトのYahoo! JAPANは、「ばんぱく」と入力すると大阪・関西万博会場の最寄り駅の「夢洲駅」も表示されるようになりました。 (詳しくはYahoo! JAPAN公式Xで確認を)
Yahoo!で検索すれば間違いも減りそうですね!
②画像検索や動画で事前に会場を確認
「夢洲ってどんなところ?」と気になる人は、画像検索やYouTubeで会場の様子を見ておくのが効果的です。
公式プロモーション動画や現地レポートなども増えてきているので、実際の雰囲気をつかむのにピッタリ。
「あ、こんな景色だったな」って視覚で覚えておくと、現地で迷いにくくなるんですよね。
写真1枚見るだけでも、「万博記念公園とは違う場所だ」と実感できると思います。
③公式サイト・アプリでルートを予習
「自分はどこから出発するか」を前提にして、一度ルート検索しておくと、当日バタバタせずにすみます。
会場の最寄り駅やシャトルバスの情報なども定期的にアップデートされているので、事前にチェックしておくのがおすすめ。
公式アプリを入れておけば、当日のルート確認や案内もスムーズにできて安心感が全然違いますよ。
ちなみに、夢洲への行き方については別記事で詳しくまとめていますので参考にしてください。
【大阪万博2025】会場・夢洲までのアクセス完全ガイドはこちら

大阪万博2025 これから行く人へ伝えたい!勘違いを防ぐチェックポイント
これから行く人へ伝えたい!勘違いを防ぐチェックポイントをまとめました。
会場に着くまでが勝負!失敗しないためのチェックリストとして、ぜひ活用してくださいね。
①最寄駅と地図をちゃんと確認しよう
なんとなくで「万博」って検索して向かうのではなくきちんと駅を把握しておくことが大前提です。
紙の地図やスクショを手元に置いておくと、電波が悪い場所でも安心できますよ
現地で慌てないよう、ルートは頭の中でもシミュレーションしておくのがおすすめです。
②「間違えた人の声」から学ぶのも大事
SNSやニュースでは、実際に万博記念公園に行ってしまった人の声がたくさんシェアされています。
「ここが会場だと思った」「夢洲って知らなかった」など、生の声ってすごく参考になりますよ。
他人の失敗談を自分の“予習材料”として活用することで、同じミスを防ぐヒントになります。
ちょっとした投稿でも、「あ、気をつけよう」って気づきにつながるんですよね。
③家族や友人と行くなら情報共有を
複数人で行くときは、ちゃんと「夢洲に行く」って全員で共有しておくのが超重要です。
誰かが「万博記念公園でしょ?」って思い込んでると、現地でバラバラになる可能性もありますからね。
待ち合わせの駅名や時間も確認しておけば、万が一迷ってもスムーズに合流できます。
せっかくの万博、最初からバタバタせずに楽しく過ごせるように、出発前にひと声かけておきましょう!
\ 分かりやすいと好評! /
まとめ|大阪万博2025の会場は万博記念公園じゃないので注意!
いかがでしたか?
「【要注意】大阪万博2025の会場は万博記念公園じゃない!間違えると20kmムダ足に…理由と間違えないための対策!」をお届けしました。
- 「万博」という名前が同じで混乱する →「夢洲」としっかり名前で覚えておきましょう。
- 「万博記念公園駅」という駅名が誤解を招く →駅名だけで判断せず、地図アプリで会場位置を確認しておくのが安心です。
- 夢洲の知名度がまだまだ低い →事前に画像検索や動画で、夢洲の雰囲気を目に焼きつけておきましょう。
- ナビや検索結果でも誤誘導されやすい →「夢洲 万博2025」と具体的に検索するのがポイントです。
- 海外の人や近畿圏以外の人が間違いやすい →同行者がいる場合は、出発前に全員で目的地をしっかり共有しておきましょう。
スムーズに会場へ向かうには、ちょっとした意識と下調べが大切です。
まさか間違わないだろう~、と思っていても、その「まさか」が現実になっている人がいらっしゃいます。
事前に会場を調べておいて大阪万博2025に無事会場についてめいっぱい楽しんでくださいね!
今回の混乱について詳しく報じた読売新聞の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。


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